調査リポート
「将来、社長になりたい」たった1割、希望の年収は?:なりたくない理由(2/2 ページ)
ビジネスコーチが実施した「昇進昇格」に関するアンケート調査によると、10.5%のビジネスパーソンが「社長になりたい」と回答していることが分かった。希望年収は?
社長になった場合の希望年収
社長になった場合の希望年収は、1位「3000万〜4000万円未満」、2位「2000万〜2500万円未満」で、平均すると「4200万円」だった。
課長職、部長職、社長職の各役職における希望額で最も回答数が多かったのは、課長職「1000万〜1500万円未満」、部長職「1500万〜2000万円未満」、社長職「3000万〜4000万円未満」となった。
「社長になりたい理由」を自由回答で聞いたところ、「会社を発展させたい」「世界のために働きたい」「経済を動かしたい」といった、やりがいや社会貢献を連想させるワードが多く見受けられる結果に。
「役職に上がるにつれて、視野、視座、視点の広がりが起こり、自分軸で物事を考えるのではなく、全体軸で考えるようになる人が多いと考えられるのではないか」(同社)
調査は5月29日〜6月4日、インターネット上で実施。従業員数500人以上の企業に勤める20歳以上の一般社員(役職なし、主任、係長)500人および管理職以上(課長、部長、本部長、社長)566人を対象に実施した。有効回答数は1066件。
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