調査リポート
20代の約6割が「学生時代から転職を視野に」:転職時に迷う理由
学情が実施した調査によると、20代のビジネスパーソンの6割以上が、社会人になる前から転職を視野に入れていたことが分かった。転職すべきか迷う理由は?
学情(東京都千代田区)は、20代のビジネスパーソンを対象に「転職意向」に関する調査を実施した。その結果、6割以上が社会人になる前から転職を視野に入れていたことが分かった。
「転職活動をするに当たって、転職すべきか迷うことがあった」人は65.7%で、「転職すべきか」迷う理由の1位は「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思った」(61.1%)だった。2位「自分の市場価値が分からなかったから」(52.3%)、3位「早期離職は社会的なイメージが悪いと思ったから」(48.7%)と続いている。
また「一般的に『取りあえず3年以上働いてから』と言われているから」も43.8%の回答を集めており、学情では「転職すべきか迷う20代は、新卒で入社した企業で一定期間働くことが必要だと考えている」とコメントした。
転職すべきか迷わなかった理由は、1位「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」(71.9%)、2位「未経験の仕事への挑戦は早いほうがいいと思ったから」(43.1%)、3位「年齢を問わず転職が当たり前になっているから」(27.5%)だった。
インターネットを使った調査で、20代専門転職サイト「Re就活」を利用するビジネスパーソン466人が回答した。調査期間は7月3〜16日。
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