花火大会に徒歩圏内、都内で家賃が安い駅 2位「篠崎」、1位タイの3駅は?
LIFULLが、東京都内の主な花火大会に徒歩で行ける駅を対象に、単身向け賃貸物件の家賃相場が安い順にランキングを作成した。
不動産・住宅情報サービスを運営するLIFULLは、東京都内の主な花火大会に徒歩で行ける駅を対象に、単身向け賃貸物件の家賃相場が安い順にランキングを作成した。「花火大会に徒歩で行ける家賃の安い駅ランキング(東京編)」1位には、「金町」「京成金町」「新柴又」(いずれも6万6000円)の3駅が選ばれた。3駅は「第57回葛飾納涼花火大会」(葛飾区)に徒歩圏内でアクセス可能だ。
2位は「篠崎」(都営新宿線、6万7000円)。江戸川河川敷で「第48回江戸川区花火大会」(8月5日)まで徒歩圏内。4年ぶりの開催となり、名物の「5秒1000発」のオープニングや「富士の大仕掛け」が復活するほか、SDGsをモチーフにした「みんなのSDGs〜ともに生きる未来へ〜」など趣の異なる8つのテーマで約1万4000発の花火が上がる予定。
3位は「足立小台」(日暮里・舎人ライナー、6万8250円)だった。徒歩圏内の花火大会「第45回足立の花火」は、高密度に凝縮された迫力ある花火が魅力。1時間の間にスターマインなど約1万5000発の花火が打ち上げる。
4位以降は「京王多摩川」(6万9800円)、「府中本町」(7万2000円)、「立川」(7万4000)、「西台」(7万9000円)、「二子玉川」(8万7000円)、「南砂町」(9万4500円)、「浅草」(10万5000円)だった。
LIFULL HOME'S総研の中山登志朗チーフアナリストは「調査で月額賃料が最も安価だった『金町』『京成金町』『新柴又』は、いずれも柴又帝釈天の周辺に所在する駅。地域が連続していることから広域的にはほぼ同一のエリア。江戸川区、立川、江東、隅田川の各花火大会などでも周辺賃料は比較的安価な下町&郊外が上位を占めている」と指摘。物件選びには「日常の交通利便性や生活利便性に加えて、年に一度の花火大会などのイベント開催があることも視野に入れて物件探しをしてみるのも有効」としている。
調査はLIFULL HOME'Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル以上、40平方メートル未満の賃貸物件を対象に、都内開催の主な花火大会に徒歩で行ける駅をランキング化した。期間は2022年5月〜23年4月。
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