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ミズノの新しい金属バット、原材料は「意外なアレ」 何をリサイクル?経済の「クイズ」(2/2 ページ)

ミズノが発表した子ども用の金属バットは、あるものに使用されていたアルミをリサイクルしたもの。アルミを新しく作る場合と比べると、CO2排出量を97%削減できるといいます。何をリサイクルしたものでしょう?

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 正解は新幹線の車両です。JR東海、ジャイアール東海商事と共同開発したものです。東海道新幹線N700系(一部700系も含む)の車両をリサイクルしました。

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商品名は「N700KONG」と「Dr.YELLOW KONG」。新幹線のカラーを忠実に再現したという

 JR東海グループが、新幹線車両に使用されていたアルミから付着物を取り除き、高純度のアルミ合金のみを抽出する手法を開発。アルミを新しく作る場合と比べると、製造時に必要なエネルギーを抑えられ、CO2排出量を97%削減できるといいます。

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 新商品のターゲットは、小学校1〜3年生、新幹線ファン。1400本限定で、価格は1万4300円。8月1日から予約を受け付け、10月14日に発売します。

 ミズノによると、予約者の男女別比率はおおよそ男性:女性=7:3程度。新規購入者の割合が非常に高く、初回購入と非会員の購入が全体の約90%を占めているそうです。同社広報担当者は「鉄道ファンからの購入が多いのではないか」といいます。

 ミズノとJR東海は今後も、新幹線デザインバットのラインアップ拡充、さらに従来のバットの材料としても商品展開を検討していくとしています。

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