インタビュー
フェンダーが表参道に旗艦店オープン “楽器の聖地”御茶ノ水を選ばなかった3つの理由:ギターのテーマパーク(1/3 ページ)
フェンダーが目指す今後のビジョンについて、フェンダーミュージック アジアパシフィック統括のエドワード・コール社長と、ジョルジオ・グエッリーニ財務責任者に聞いた。
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創業から77年の歴史を持つ米国の楽器メーカーFENDER(以下:フェンダー)が、日本市場を自社の象徴として位置付けようとしている。100年に一度といわれる再開発が進む原宿・表参道に、世界発の旗艦店「FENDER FLAGSHIP TOKYO」をオープンした。
地下1階から地上3階の店舗には1本400万円を超える日本初上陸の高級ギターや、旗艦店限定特別モデルのギターを販売している。まるでギターのテーマパークのようだ。旗艦店オープンと同時にローンチした新アパレルブランド「F IS FOR FENDER」の商品も販売している。従来の楽器店の枠組みを超え音楽を愛する全ての人々が気軽に立ち寄れるカフェも併設した。
フェンダーは1946年にレオ・フェンダー氏が米国で創設。米国を中心に世界中のギタリストが愛用するギター・楽器メーカーだ。世界で初めてエレキギターを量産したことでも知られる。
なぜこの時期、この場所に旗艦店をオープンさせたのか。フェンダーが目指す今後のビジョンについて、フェンダーミュージック アジアパシフィック統括のエドワード・コール社長と、ジョルジオ・グエッリーニ財務責任者に聞いた。
世界的ギターメーカー「フェンダー」 なぜ表参道に?
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