初めての東京一人暮らしの家賃は？ 約6割が「家賃に満足」（2/3 ページ）

東京で初めて一人暮らしをした人は、どのくらいの家賃を支払っていたのか。平均額は……。

[コネムラメグミ，ITmedia]

「立地が良ければ納得」の声

　「立地がいい」と答えた人からは「築年数はやや古めの物件だったが、駅近で便利だったのでよかった」（18歳男性、1K7万円）、「少し高かったが、立地がよかった」（24歳女性、1K8万円）、「場所が恵比寿で立地がよかった」（24歳男性、1R13万円）などの声が聞かれた。

　「駅チカ」「学校や職場に近い」「周囲にスーパー・コンビニがあり便利」といった立地条件に満足している人が多数だった。また、家賃が高かったり少し古かったりする部屋でも「立地が良ければ納得できる」と考える人は多いこともうかがえた。

立地条件で家賃の満足度に差がみられた

　2位の「相場より安い」と答えた人からは「ボロアパートだったが、家賃は安かった」（18歳男性、1DK6万5000円）、「都心の港区だったが、想定外に安く住めた」（25歳女性、1K8万9000円）、「23区外ではあるが、東京都の家賃としては安いと思うから」（39歳男性、1K3万4000円）という意見があった。

　「エリアの相場より安かったため満足」「築年数や広さのわりに安くて嬉しい」と感じている人も目立った。家賃が想定より安ければ、生活費や貯金に回せるお金が増え余裕がもてることや、「安ければ、狭さや立地の不便さは我慢する」という人もいた。

　3位の「築浅・リフォーム済み」と答えた人からは「狭かったが、ほぼ新築だったので」（27歳女性、1K7万5000円）、「知り合いの不動産屋さんに協力してもらったこともあり、ほぼ新築の部屋に住めた」（28歳女性、1K7万9000円）、「最寄り駅から1.3キロと少し遠めだったが、入居した際の築年数が少なかった」（30歳男性、1K6万3000円）という声が聞かれた。