コラム
「HIROEN」でタイムマネジメントを見直す:6つのタスク(1/4 ページ)
タスクを設定する際に参考にしたいフレームに、「HIROEN(ヒロウエン)」があります。どういったフレームワークなのかというと……。
適切な目標を設定できたら、次は目標の達成に向けてタスクを設定していくことになります。
タスクを設定する際に参考にしたいフレームに、「HIROEN(ヒロウエン)」があります。HIROENとは、30年ほど前に、小林忠嗣氏が、著書『知的生産性向上システムDIPS(ディップス) 』のなかで提唱したもので、「ヒロウエン」というキャッチ―な響きもあり、一時注目を集めました。
現在は、それほど知名度は高くありませんが、業務効率化や生産性向上のためのタスク・マネジメントのツールとしては秀逸であり、コロナ禍を経て、改めて見直してみたいフレームワークです。
HIROEN(ヒロウエン)とは、私たちが行う活動(仕事)は、必ず6つのレベルのタスクに分けることができるというもので、それぞれの頭文字をとったものです。
H:Hear(聞く)
I:Inform(伝える)
R:Request(依頼する)
O:Operate(作業する)
E:Examine(調べる)
N:Negotiate(交渉する)
タスクを計画する際に、このどれにあてはまるのかを考えたり、それぞれの項目ごとに計画をしたりすれば、時間の効率化、作業忘れなどを防ぐことにもつながります。ひとつひとつ見ていきましょう。
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