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「地方好き」から人気が高い都道府県 3位「島根」、2位「鹿児島」、1位は?(1/2 ページ)

カヤックが「SMOUT移住アワード2023上半期」を発表した。地方に関心を持つ人の人気が高い都道府県・市区町村が明らかになった。

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 地方に興味を持つ人の人気が高い都道府県や市町村はどこか。移住・関係人口促進のためのマッチングサービスを運営するカヤック(神奈川県鎌倉市)が発表した「SMOUT移住アワード2023上半期」によると、都道府県の1位は「長野県」、市町村の1位は「長野県伊那市」だった。

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カヤックが「SMOUT移住アワード2023上半期」を発表(出所:photoAC)

 カヤックが運営する移住・関係人口促進を対象にしたマッチングサービス「SMOUT」で、期間内に地域が発表した情報に対しユーザーが興味を示した数を集計した。都道府県部門1位の長野県は、22年の年間ランキングでも1位を獲得している。2位以下は「鹿児島県」(昨年6位)、「島根県」(同7位)、「兵庫県」(同3位)、「北海道」(同5位)が続いた。

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都道府県部門ランキング

 市区町村部門のトップ3は、都道府県部門のトップ3と同じ県内の地域がランクイン。1位は「長野県伊那市」、2位は「鹿児島県和泊町」、3位は「島根県海士町」だった。

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市区町村部門ランキング

 1位の長野県伊那市は、都道府県部門の長野県同様、前年に続き首位を獲得。決まった期間で仕事をしながら伊那市のローカルライフを体験できるワーキングホリデーが人気を集めた。

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ローカルライフを体験できるワーキングホリデーが人気の伊那市
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森林環境を活用した学習も人気が高い

 2位の鹿児島県和泊町は、初のランクイン。季節ごとの労働需要に応じて複数の島で仕事を経験できる「マルチワーク」に注目が集まった。島ライフを具体的にイメージできる移住体験者が発信するレポートも人気だという。

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島旅プランナー

 3位の島根県海士町は、不便を逆手にとった「離島の暮らし」として非日常を週末に体験できる点が人気だった。現在の仕事を続けながら島暮らしもできる、都市部と島の2拠点(多拠点)生活の提案企画が特に人気で、20〜30代向けの「夏のお試し島留学」に注目が集まった。

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20〜30代向けの「夏のお試し島留学」
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