調査リポート
ブラック企業だと感じたこと 3位「サービス残業」、2位「長時間労働」、1位は?:経験者に聞く(1/3 ページ)
識学が実施した「ブラック企業」に関する調査によると、38.6%がブラック企業に勤めたことがある、もしくは現在勤めていると回答。「ブラックだと感じたこと」の1位は?
識学(東京都品川区)は、ブラック企業に関する調査を実施した。その結果、38.6%がブラック企業に勤めたことがある、もしくは現在勤めていると回答。「ブラックだと感じたこと」の1位は「離職率が高い」(44.0%)だった。
調査では、極端な長時間労働や過剰なノルマ、残業代や給与などの賃金不払、ハラスメント行為が横行するなどコンプライアンス意識が著しく低く、離職率が高い企業を「ブラック企業」と定義。加えて、回答者が「ブラック企業だ」と感じたことも対象に含めている。
ブラック企業に勤めた経験の有無については、「現在勤めている会社がブラック企業だと思う」(18.2%)、「過去に勤めていた会社がブラック企業だった」(23.2%)の複数回答があり、全体から「ブラック企業に勤めたことはない」(61.4%)を引いた38.6%の人がブラック企業に勤めた経験があることが分かった。
不正行為や違法行為を含む“ブラックなこと”を会社から指示された場合、従ってしまうか否かを聞いたところ、「指示に従う」が6.1%、「仕方なく指示に従う可能性がある」が50.2%と、計56.3%が仕方なく指示に従う可能性があると回答した。
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