調査リポート
ネットの誹謗中傷「制御は困難だと思う」75.3% 改善するには?:ライボ調べ(2/2 ページ)
ライボが「誹謗中傷に関する意識調査」を実施。76.5%が誹謗中傷に「気を付けている」としつつ、75.3%が匿名環境での制御は「困難だと思う」と回答していることなどが分かった。
40.7%が「誹謗中傷を受けたことがある」
誹謗中傷を受けた経験の有無については、40.7%が「ある」と回答。内訳は「とてもある」が9.6%、「ある」が13.7%、「どちらかといえばある」が17.4%だった。内容を先ほどの5つのレベルに当てはめると「レベル2:発信に対し単発でネガティブな反応」が30.5%で最多となった。
誹謗中傷は意識的に改善可能かについては、「そう思う派」が70.0%。内訳は「とてもそう思う」が18.2%、「そう思う」が26.1%、「どちらかといえばそう思う」が25.7%だった。同回答者に誹謗中傷が起きやすいと思う環境は「匿名環境」が50.4%で最多となり、次いで「政治・性・人種・宗教に関連する環境」が35.4%、「有名人のアカウント内」が26.3%となった。
誹謗中傷は意識的に「改善できる」と回答した人に条件を聞いた。「デジタルリテラシーが向上すれば」が48.9%で最多となり、次いで「ルールや規制の強化がされれば」が44.1%、「匿名性の制限がされれば」が41.2%となった。改善できないと回答した人の理由は「人間性の問題だから」が41.4%、「罪の意識が根付いていないから」が38.7%、「匿名だから」が38.4%だった。
調査は10月18〜23日、インターネットで実施。キャリアに関する会員制QAサイト「JobQ Town」に登録している20〜50代のビジネスパーソンが回答した。有効回答数は1216人。
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