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「麻布台ヒルズ」まるで立体迷路 地上はアップダウンあり(1/2 ページ)

日本一高い超高層ビルなどが並ぶ再開発エリア「麻布台ヒルズ」は、地上の高層ビルから地下にかけてつながり、複数の広大なエリアが重層的に入り組んでいるためか、迷う人の姿も散見された。

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産経新聞

 20日に報道陣に公開された日本一高い超高層ビルなどが並ぶ再開発エリア「麻布台ヒルズ」(東京都港区)は、地上の高層ビルから地下にかけてつながり、複数の広大なエリアが重層的に入り組んでいるためか、迷う人の姿も散見された。目的地への行き方を聞かれた案内スタッフですら、最短ルートを示せずに右往左往。あるネットメディアの40代男性は、「まるで立体迷路。ところどころにベンチや休憩所を用意してほしいくらい」と息切れした様子で話していた。

地下は迷路のよう、地上はアップダウンあり

 同ヒルズは、高さ約330メートル、64階の「麻布台ヒルズ森JPタワー」を中心に、「麻布台ヒルズレジデンスA・B」、「ガーデンプラザA・B・C・D」といった建物が地下でつながり、東京地下鉄の神谷町駅や南北線の六本木一丁目駅から直接訪れることが可能だ。


「丘の上の再開発」といわれるだけあり、麻布台ヒルズの施設間の移動は上り下りが多い=20日午前、東京都港区(酒井真大撮影)

 ただし、地下には多くの商業施設や通路が四方八方に広がっており、ランドマークもないため方向感覚を失いやすい。かといって、地上から目的の店舗などに向かおうとすれば、「丘の上の再開発」といわれるだけあり、場所によっては移動でアップダウンを繰り返すことになる。

 この日は、敷地内で移動できる範囲は限定され、丁寧に案内板やスタッフも配置されており、目的地には比較的向かいやすい環境だった。ある男性記者は、「全店開業して、人混みができたらと思うとゾッとする。自分の居場所と目的地の最短ルートを案内するアプリが欲しい」と訴える。

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