調査リポート
ボーナス平均支給額が高い職種 3位「基礎研究」、2位「法務/知的財産/特許」、1位は?
ボーナスが平均して高い職種は何か。dodaが調査結果を発表した。年代別の平均支給額や、冬ボーナスの金額なども明らかになっている。
ボーナスの平均支給額が多い職種は何か。パーソルキャリア(東京都千代田)の運営する転職サービス「doda」が調査結果を発表し、1位は「製品企画」(174万8000円)だった。
回答者全体の年間平均支給額は「107万1000円」で、前回調査時から2万円アップした。時期別にみると、冬が1万1000円、夏が7000円増加した。
1年間の平均支給額を職種別で見ると製品企画が最も高く、以下は「法務/知的財産/特許」(170万3000円)、「基礎研究」(169万5000円)が続いた。トップ3の職種は前回調査で4〜6位だったことを受け、同社は「先進的な技術の活用が進んだことで、モノづくり系エンジニアや、新しい技術や仕組みを研究するニーズが高まっていることが要因」と分析する。
年代別に前回と比較したところ、平均支給額が最も増加したのは50代。129万5000円(3万3000円増加)だった。100万円を超えたのは、50代と40代のみにとどまった。
冬のボーナス平均支給額は、20代が32万3000円、30代は46万6000円。40代は53万円、50代は62万5000円だった。全ての年代で前回からボーナス平均支給額がアップした。
20〜59歳の正社員として働く男女1万5000人を対象に、インターネットで調査した。期間はは8月23日〜9月1日。
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