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心斎橋に「ユニクロ」が帰ってきた 店内で流れる曲は?(2/2 ページ)

阪神タイガースとオリックスの優勝パレードに大勢の人が集まった2023年11月23日。大阪・御堂筋の西側に南北に走る心斎橋筋商店街の北入り口も久々ににぎわいを見せていた。コロナ禍で閉店したユニクロの旧グローバル旗艦店が、「ユニクロシンサイバシ」として2年ぶりに再オープンしたからだ。

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 「この店は大阪の新たな観光スポットになることをめざしている。買い物を楽しむだけではなく、どこにもないようなユニクロを体験してほしい」と話すのは、同店の川上哲也店長。近距離で2店舗を営業することから、新店はより大阪らしさにこだわったという。

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あのチーズケーキのTシャツも登場のユニクロシンサイバシ

 大阪らしさといえば、4階の企業コラボTシャツも見逃せない。大阪・十三に本店を構えるねぎ焼発祥の店「ねぎ焼やまもと」と老舗和菓子屋「喜八洲総本舗」、『焼きたてチーズケーキ』が人気の「りくろーおじさんの店」のほか、アメリカ村のたこ焼き店「甲賀流」、『おいしいラーメン』が看板商品の「どうとんぼり神座」など、関西人にはおなじみのブランドとコラボした商品を同店限定で販売。大阪を中心に活躍するアーティスト「ウラタスパンコール」と「辻野清和」による大阪らしいイラストのTシャツも大阪土産として人気を集めている。

 極め付きは店内で放送されるテーマソング「ユニクロ心斎橋のうた」。関西ローカルのCMソングやテレビ番組の音楽を数多くの手がけた、浪速のモーツァルトことキダ・タローさんがユニクロ心斎橋のために書き下ろした曲で、懐かしい昭和歌謡曲のノリのメロディーが、店内ににぎわいと笑いをもたらしている。 (隔週水曜日掲載)

橋長初代(はしなが・はつよ)

 フリーライター。関西を拠点に商業施設、百貨店、専門店、アパレル、ホテルなどの動向をビジネス系メディアに寄稿。取材では現場での直感と消費者目線を重視。2019年に実家のある奈良にUターン。最近は、奈良の歴史と文化に魅了され、地元の情報誌やSNSでの発信にも力を入れている。


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