2015年7月27日以前の記事
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1泊110万円で「城泊」 持続可能な観光地「世界1位」に選ばれた街(4/4 ページ)

江戸時代からの歴史的な街並みで「伊予の小京都」とも呼ばれる愛媛県大洲市が今年度、持続可能な観光地を表彰する「グリーンデスティネーションズ ストーリー アワード」の文化・伝統保全部門で国内で初めて世界1位を獲得した。

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産経新聞
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持続可能な街並みと観光

 世界の持続可能な観光地を認証する非営利団体「グリーンディスティネーションズ」(オランダ)にこうした大洲市の取り組みが評価され、国内初の受賞に結び付いた。

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シンポジウムでサステイナブルな観光の重要性を話すキタ・マネジメントの高岡公三代表理事=愛媛県大洲市(前川康二撮影)

 シンポジウムでは、市やキタ・マネジメントがこれまでの取り組みを披露。地元の県立大洲高校の生徒らは、持続可能な観光に向け地域でできる取り組みとして、外国人にもわかりやすい街頭サインのあり方や、ゴミを回収して堆肥を作る「コンポスト」の実験結果などを発表した。

 キタ・マネジメントの高岡公三代表理事は「今後の観光は、持続可能性が世界的なキーワードになっていく。街の魅力をさらに磨き、地域と一体になって観光客を呼び込んでいきたい」と話した。(前川康二)

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