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山善、底面を斜めにしたフライヤーを発売 なぜ傾けたの?
山善は、油槽(ゆそう)の底面を斜めにすることで油の使用量を約40%削減した「電気フライヤー YAG-L100」を発売する
山善(大阪市)は、油槽(ゆそう)の底面を斜めにすることで油の使用量を約40%削減した「電気フライヤー YAG-L100」を発売する。発売予定は2月中旬、希望小売価格は7678円。
同製品は油の使用量を削減することで予熱時間も約35%短縮され、タイパ(タイムパフォーマンス)良く調理できるようにした。
調理後の廃食油も少ないため、処理に必要な油凝固剤や新聞紙などの量も削減可能。フタにはのぞき窓が付いているため、油ハネを防ぎつつ調理の様子も確認できる。
また本体の温度調節レバーを操作するだけで、約160〜200度まで温度調整が可能。本体にセットしたまま調理可能な、油切り網も付属する。
山善は「2022年春から続く食品の値上げは料理に欠かせない食用油にも及び、家計への影響は小さくないものと思われる。そのような中でも家庭で出来立ての揚げ物などを楽しんでもらいたいという思いから、同商品を開発した」とコメントした。
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