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「どういう工程で進めていくのか誰も分からない」 川勝知事、リニア問題でJR東海の指摘に反論

静岡県の川勝平太知事は29日の定例記者会見で、リニア中央新幹線をめぐる発言に事実誤認があるとのJR東海の指摘に対し「勝手にそうしたことを発言しているのではなく、そう考えられるということを言っている」と反論した。

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産経新聞
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定例記者会見に臨む静岡県の川勝平太知事=29日、県庁

 静岡県の川勝平太知事は29日の定例記者会見で、リニア中央新幹線をめぐる発言に事実誤認があるとのJR東海の指摘に対し「勝手にそうしたことを発言しているのではなく、そう考えられるということを言っている」と反論した。

 川勝知事は「JR東海の説明は2010(平成22)年の事業計画に基づいているが、開業時期を2027(令和9)年以降に変更するなど状況は大きくかわった」とした上で「これに伴って、どういう工程で進めていくのかは誰もわからなくなった。それを明らかにする義務がJR東海にはある」と述べた。

 JR東海は、開業時期や部分開業、実験線、工事ヤードなどについての川勝知事の発言を事実誤認と指摘。県職員にはその旨を伝えているとしているが、川勝知事は「調べてみたが、昨年末から事務方に何の連絡もなかった」としている。

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