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首都圏主要私大「共通テスト」志願者数ランクキング 1位は?(2/2 ページ)

今週からは2024年度の一般選抜の出願状況についてお伝えしていく。まずは、出願締め切りが早い「大学入学共通テスト利用入試」について、首都圏の有名私大の動向をまとめた、首都圏主要私大「共通テスト利用入試」志願者数ランクをお届けする。

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 4位以下の大学も志願者が増えており、立教大(4位)▽日本大(5位)▽専修大(6位)▽中央大(7位)▽青山学院大(8位)▽駒澤大(9位)▽学習院大(10位)の内、現時点で前年を下回っているのは、立教大、日大、駒澤大の3大学。特に日大は、旧アメリカンフットボール部員の不祥事との関連性は不明ながら、現時点で約8000人と大幅減となっている。

 共通テスト利用入試の多くは、共通テストの成績のみで合否が決まる。一般入試に比べると受験料が安く、自宅に居ながら合否が分かる受験生が利用しやすい方式だが、一般入試に比べると募集人数が少ないことから、倍率が高くなりがちだ。

 ランキング中の大学の志願倍率(志願者数÷募集人員)を見ると、学習院大は他大学と比較して志願者数は少ないが、募集人員も少ないことから志願倍率は41.0倍と高い。ランキング中で倍率が最も高いのは45.5倍の法政大で、専修大と青山学院大も40倍超の高倍率となっている。

井沢秀(いざわ・しげる)

 大学通信情報調査・編集部部長。1964年2月6日、神奈川県生まれ。明治大学卒業後、受験情報・分析を主力事業とする大学通信入社。大学の入り口(入試)から出口(就職)まで、情報を収集し発信中。中高・大学受験の案内書・情報誌を編集するほか、新聞社系週刊誌、経済誌などへの情報提供と記事執筆を行う。


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