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横浜・みなとみらいに新たな複合施設「Linkage Terrace」 2029年の完成を見込む
横浜市が「みなとみらい21中央地区60・61街区」の再開発を担当する事業予定者を発表した。隣接するMusic Terraceとの連携を通して街区全体のにぎわいを演出する。
横浜市は2月5日「みなとみらい21中央地区60・61街区」の再開発に関する事業予定者を発表した。地上27階・地下1階・塔屋1階の東棟、地上13階・地下1階・塔屋1階の西棟からなる複合施設を新設する。
新設する複合施設の名称は「Linkage Terrace」。東棟はオフィス・ホテル・ミュージアム・商業施設が入居し、西棟は専門学校が入居する。2026年3月に着工し、28年8月に西棟、29年2月に東棟の竣工を見込む。
事業予定者は、代表企業のケン・コーポレーション(東京都港区)と、SMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)、鹿島建設(東京都港区)、岩崎学園(横浜市)。ホテルの運営は代表企業の関連会社であるケン・ホテル&リゾートホールディングス(東京都港区)、西棟の専門学校は岩崎学園が運営する。
同施設は、ケン・コーポレーションが開発主体を務め、23年9月に開業した「Kアリーナ」などを擁する「Music Terrace」と連携する予定だ。多目的スペースなどを配置し、街区全体の回遊性向上や活性化を狙う。
今回の開発に当たって事業者公募には3件の提案があった。不採択となった2件は「知育エンターテイメント施設」と、マンガやアニメ、食をテーマにした「体験型エンターテイメント施設」だった。
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