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ダイハツ 1カ月半ぶり生産再開 従業員「やっと始まった」「悪いところは正す」(2/2 ページ)

ダイハツ工業は12日午前、認証不正発覚を受けて停止していた京都工場(京都府大山崎町)での自動車生産を約1カ月半ぶりに再開した。安全性が確認されたとして国土交通省が出荷停止指示を解除した2車種が対象で、昨年12月に国内の全工場の稼働を停止して以来、初の生産再開となる。

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産経新聞
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 このほか、国交省から出荷停止指示を解除された「ミライース」など10車種についても、26日から子会社の「ダイハツ九州」の大分工場(大分県中津市)で生産を再開する。

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 ダイハツは自動車の大量生産に必要な「型式指定」の認証申請で30年以上にわたって不正を繰り返していたことが発覚し、昨年12月26日までに国内の全工場の生産を停止。生産に携わる従業員はもちろん、約5千社の下請け企業や自動車販売店などに影響が広がっている。

 ダイハツコーポレート統括本部の井出慶太統括部長は12日、報道陣に「改善計画を出せば終わりでなく、現場とのコミュニケーションを大切にし、継続して改善を続け、信頼を回復したい」と話した。(桑島浩任)

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