ファミマ、驚きの食感「生しっとりパン」を発売 大ヒット「生コッペパン」シリーズを強化するワケ（1/2 ページ）

ファミマは2月27日、「生しっとりパン」3種を全国のファミマ店舗で発売する。1年前に登場して大ヒットとなった「生コッペパン」シリーズの商品だ。なぜ、パンに注力しているのだろうか。

[昆清徳，ITmedia]

　ファミリーマートは2月27日、「生しっとりパン」3種を全国のファミマ店舗で発売する。2023年に販売開始後、大ヒットした「生コッペパン」シリーズの商品であり、同社のパンカテゴリーを強化する狙いがある。

どんなパンなのか

　新たに展開するのは、「生クロワッサン（ダブルチョコ）」（145円）、「白生コッペパン（カスタード＆ホイップ）」（138円）、「生コッペパン（コロッケ）」（185円）だ。

　3種の新商品はそれぞれ、食感に大きな特徴がある。

　生クロワッサン（ダブルチョコ）は、生地に生クリームを加え、多加水にすることでしっとりとさせている。また、クロワッサン生地の層の空間を大きく不均一にすることで、ふんわりとした食感に仕上げた。

しっとりふんわり生地の「生クロワッサン（ダブルチョコ）」（提供：ファミリーマート、以下同）

「しとふわぁ」な生クロワッサン

　白生コッペパン（カスタード＆ホイップ）は、生クリームを加えたと生地を低温で焼き上げることで、しっとりもちっとした食感としている。

しっとりもちっとした生地の「白生コッペパン（カスタード＆ホイップ）」

「しともちぃ」な白生コッペパン

　生コッペパン（コロッケ）の生地は、弾力のあるむっちりとした食感が特徴。これは、ボリュームあるコロッケに負けない食べ応えがある食感にする狙いがある。

　発売時には、しっとりもちっと生地を「しともちぃ」、しっとりむっちり生地を「しとむちぃ」といったユーモアのある表現で訴求していく。