ファミリーマート(東京都港区)は、TOUCH TO GO(東京都港区)が開発した無人決済システムを導入した「ファミリーマート羽村駅/S店」を3月22日にオープンする。同無人決済システムを導入した店舗は、JR東日本の駅へは初出店となる。
ファミリーマートは2021年3月に無人決済店舗の1号店を開業して以来、オフィスビルや駅構内、施設の従業員休憩スペースなどへ出店を進めており、今回の店舗で36店舗目となる。有人レジと比較して短時間で買い物できることから、時間節約ニーズが高い朝や移動の合間などの利用を見込む。省人化・省力化も可能で、店舗のオペレーションコストを低減し、人材不足の解消を目指す。
無人決済システムの仕組みは、まず天井に設置したカメラ情報から、入店した客と手に取った商品をリアルタイムに認識。出口付近に設置した決済端末のディスプレイに購入商品と合計金額を自動で表示する。支払いはファミペイを含むバーコード決済、交通系電子マネー、クレジット、現金に対応している。
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