キレイに使って正しく掃除 小林製薬が2つの小学校で「トイレ快適プロジェクト」の出前授業を実施
小林製薬は、兵庫県宍粟市の山崎小学校と河東小学校で「正しいトイレ掃除方法」と「キレイにトイレを使う方法」を伝える出前授業「トイレ快適プロジェクト」を2023年11月30日と24年2月28日に実施した。
小林製薬(大阪市)は、兵庫県宍粟市(しそうし)の山崎小学校と河東小学校で「正しいトイレ掃除方法」と「キレイにトイレを使う方法」を伝える出前授業「トイレ快適プロジェクト」を2023年11月30日と24年2月28日に実施した。
出前授業の内容は、講義45分+実践20分。講義では児童向け教材「トイレ快適教室」を使って、トイレの臭いの元になる汚れの原因や正しい掃除方法、汚さないで使う方法を紹介した。
実践では、トイレの汚れをモンスターに見立てたゲーム形式で掃除を行い、決められた時間内に正しくできたかどうかを確認した。
参加した児童からは「トイレ掃除の時間に集中していたからあっという間に終わった」「チームで協力して掃除できたのが楽しかった」「家でも掃除しようと思った。いつもは嫌なトイレ掃除が楽しくできた」(いずれも4年生)、「学校の他の子にもこの掃除方法を伝えたい」「いつもは嫌なトイレ掃除が楽しくできた」(いずれも5年生)といった声が寄せられた。
「トイレ快適プロジェクト」とは
トイレ快適プロジェクトとは19年11月、水洗トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」発売50周年を記念した企画として、大阪大学の松村真宏教授、NPO法人日本トイレ研究所、小林製薬が連携し、小学校のトイレ環境維持を目的に、トイレをキレイにする「仕掛け」を生かしたプログラムを開発したもの。
「臭い」「汚い」などの理由から小学校のトイレ環境を不快に感じる児童が多い状況を変えるため、このプログラムを通じて児童自らに「正しいトイレ掃除方法」と「キレイにトイレを使う方法」を学んでもらう機会を全国に拡大していくという。
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