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セブン、「手巻おにぎり」の消費期限を拡大 定番の5アイテムからスタート 食品ロス削減も

セブン‐イレブン・ジャパンは、「手巻おにぎり」5アイテムの消費期限を延長する

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 セブン‐イレブン・ジャパンは3月27日、「手巻おにぎり」5アイテムの消費期限を延長すると発表した。販売時間を平均8時間延長する。3月5日から首都圏で実施しているが、今年の夏までには全国へ拡大していく方針だ。


対象となるおにぎりは?

 対象となるのは定番の「鮭」「梅」「昆布」「辛子明太子」「ツナマヨネーズ」の5アイテム。今後も対象アイテムを拡大していくとしている。


手巻きおにぎりが対象(出所:セブン‐イレブン公式Webサイト)

「鮭」「梅」「昆布」「辛子明太子」「ツナマヨネーズ」の消費期限を延長

 同社では、2009年にチルド弁当の消費期限を約1日→約2日半、11年にスパゲティを約1日→約2日半、18年にサンドイッチの一部を約半日→約1日といったように長鮮度化に取り組んできた。手巻おにぎりの場合は、味と品質の両立が難しいとされてきたが、おにぎり製造ラインに新たな設備を導入するなどして、管理衛生レベルを強化。約8時間の延長を可能とした。

 同社の青山誠一商品本部長は、3月27日に実施した商品政策説明会の場で「延長してもおにぎりの食感やおいしさを維持できるようになった。加盟店にとっては廃棄リスクが減る。食品ロスも低減できる」と説明した。


これまで消費期限を延長してきた事例(出所:リリース)

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