ファミリーマート(東京都港区)とゲート・ワン(東京都港区)は、全国に約1万6300店を展開しているファミリーマートのうち、デジタルサイネージ「FamilyMartVision」を設置している店舗が1万店に達したと発表した。
ファミリーマートでは、FamilyMartVisionを、POSデータなどによる購買行動の分析や消費者への調査プラットフォームとして活用。メーカーと連携した商品プロモーションにも使っており、設置店舗で接触できる人数は1週間で6400万人にのぼる。直近では、AIカメラによる分析を開始したことで、来店者の属性分析が可能になった。
従来のメニューは全国配信と4エリアへの出し分けに限定していたが、さらに細分化した単位での配信にも対応したと発表。都道府県などの単位や、地域での出し分けに対応し、立地やターゲット別など、広告主のニーズに応えた。
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