2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

すき家、業界初の深夜料金導入 ライバルの追随は?(1/2 ページ)

牛丼チェーン「すき家」は3日、通常料金に7%を上乗せする深夜料金を業界で初めて導入する。原材料費や人件費などの上昇を受け、深夜営業の安定的な持続につなげたい考えだ。ライバル会社はメニューの価格改定でコスト上昇分の吸収を図るが、今後追随するのかどうかが注目される。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
産経新聞

 牛丼チェーン「すき家」は3日、通常料金に7%を上乗せする深夜料金を業界で初めて導入する。原材料費や人件費などの上昇を受け、深夜営業の安定的な持続につなげたい考えだ。ライバル会社はメニューの価格改定でコスト上昇分の吸収を図るが、今後追随するのかどうかが注目される。

photo
すき家の店舗=2日、東京都内

 すき家を展開するゼンショーホールディングスによると、3日から午後10時〜翌日午前5時までの注文には深夜料金を上乗せする。昼間帯より時給が高い深夜アルバイトの給料を確保するなどの意図もある。あわせて3日朝からメニューの約3割を10〜50円値上げした。

 牛丼チェーンは比較的以前から柔軟な価格設定をしてきたが、業界初となる深夜料金について、同社の担当者は「深夜営業を維持するための原資確保には必要なこと。申し訳ないが深夜利用のお客さまにご負担いただく」と述べた。

       | 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

ページトップに戻る