調査リポート
飲食店で機械化してほしいこと 3位「下げ膳」、2位「会計」、1位は?
寿司ロボットメーカーの鈴茂器工は、飲食店の人手不足に関する調査を実施した。飲食店で機械化してほしいことの1位は「注文」(45.3%)で、2位は「会計」(40.1%)、3位は「下げ膳」(38.5%)だった。
寿司ロボットメーカーの鈴茂器工(東京都中野区)は、飲食店の人手不足に関する調査を実施した。飲食店で機械化してほしいことの1位は「注文」(45.3%)で、2位は「会計」(40.1%)、3位は「下げ膳」(38.5%)だった。
外食する頻度は「月に数回」(33.0%)が最も多く、次いで「週に1回以上」(23.0%)、「半年に数回」(17.8%)と続いた。
「年に1回以上」外食を利用する人を対象に、飲食店の人手不足による影響や変化について尋ねた。「価格が値上がりしている」(55.5%)、「テーブルなどが片付いていない」(25.1%)、「料理の提供/配膳に時間がかかる」(21.7%)が上位を占めた。
身の回りの飲食店の機械化の進行具合を聞いた。その結果、「2割くらい」(30%)、「全然進んでない」(26%)、「半分くらい」(26%)と、外食利用者が満足できるほど機械化が進んでいないことが見てとれた。
飲食店で機械化できたら良いコトの1位は「注文」(45.3%)で、2位は「会計」(40.1%)、3位は「下げ膳」(38.5%)だった。そのほか、「配膳」(35.2%)、「受付・配席案内」(34.1%)、「ホール」(30.2%)などがランクインした。
調査は、20〜69歳の男女400人を対象にインターネットで実施した。期間は、2月22〜23日。
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