コクヨ、ハラカド内に「COPY CORNER」オープン 広さ5.5坪の特徴は?
コクヨが運営する「YOHAK DESIGN STUDIO」は、アイデアを出力し日用品の新たな価値を提案するファクトリー+プリンティングレーベル「COPY CORNER」をオープンする。
コクヨ(大阪市)が運営するインハウス・デザインコレクティヴ「YOHAK DESIGN STUDIO(ヨハク デザイン スタジオ)」は、印刷を中心としたファクトリーとショップの両機能を持つ「COPY CORNER(コピー・コーナー)」を4月17日開業の東急プラザ原宿「ハラカド」内に出店する。
同店舗はファクトリー+プリンティングレーベルとして、デザイナーなどの作り手とクリエイティブな物事に関心を持つ人を結び、日用品の新たな価値を提案するプラットフォーム。東急プラザ原宿「ハラカド」の一角に5.5坪のファクトリーとして設置する。
プリントやコピーを単なる出力や商品生産のプロセスではなく、作り手と使い手をダイレクトにつなぎ、アイデアと技術をつなげることで日用品の装いを「リ・カバー(カバーし直す+回復)」し、その価値を創造・再定義する活動や体験を提供するという。
また、クリエイターとのコラボレーションを発信するレーベルとして、オリジナルプロダクト「リ・カバーされた日用品」の商品も発売する。
初回はパッケージやラベル、時計、パズル、キャンパスノートなどを販売予定だ。日ごろ、気に留めることのない形や色に目を向け、その意味やデザインの背景を考えてみることをコンセプトに、クリエイターとコラボレーションしたオリジナルプロダクトを日々製造、販売する。
他にも、オリジナルのポストカードを作成するなどの各種プリントワークショップやイベントの開催、1時間単位で店舗を予約してリソグラフプリンターを使用できるプリントサービスなども提供する。オプションでスタッフによる印刷サポートを受けることも可能だ。「プロダクトの販売」「デザインやプリント受託」「公開制作・公開製造」も行う。
コクヨは「訪れる人が使う人へ、使う人が伝える人へ、伝える人が作る人へと『プリント、コピー、印刷』を通じた新たな人との交わり方、日用品のこれからの価値を提案します」とコメントしている。
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