調査リポート
日本在留の外国人が日本で働きたくない理由 2位は「働く環境が悪い」、1位は?(2/2 ページ)
マイナビグローバルは、日本在留外国人の日本での就労意欲・特定技能への意識に関する調査を行った。現在の在留資格が切れた後も日本で働きたい人は9割強、働きたくない理由の1位は「円安」だった。
日本で働きたくない理由
日本で働きたくない理由で最も多かったのは「円安だから」(38.5%)で、以下「働く環境が悪いから(長時間労働など)」(30.8%)、「母国で家族と住みたいから」(25.0%)が続いた。
就職先を選ぶ時に重視するポイント
就職先を選ぶ際に重視するポイントの1位は「給料(ボーナス含む)」(69.8%)、2位は「仕事内容・職種」(65.1%)、3位は「勤務地(エリア)」(51.9%)で、きん差の4位は「自分が成長できる環境がある」(51.2%)だった。
22年の調査と比べると「給料(ボーナス含む)」や「社員の人間関係が良い」などの項目で上昇傾向がみられた。
「社員の人間関係が良い」を選んだ人を在留資格別に見ると、特定技能の資格を持っている人の割合が高い(56.1%)ことが分かった。
調査は日本に在留する外国人を対象に、マイナビグローバルの登録者、提携する日本語学校・専門学校などの留学生、日本での就職を希望するFacebookグループ・コミュニティーへの案内で依頼し、インターネットで実施した。調査期間は1月18日〜2月1日、有効回答数は582。
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