「ローソン・ユナイテッドシネマ」社名変更後初の映画館をオープン、特徴は?
ローソン・ユナイテッドシネマは社名変更後初の新館となる「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」を4月26日にオープンした。
ローソンのグループ会社であるユナイテッド・シネマ(東京都品川区)は、3月1日付で社名を「ローソン・ユナイテッドシネマ」に変更。また社名変更後初の新館となる「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」を4月26日にオープンし、ローソン・ユナイテッドシネマのロゴマークも変更すると発表した。
同社は社名変更の背景を「リアルとテックを融合したローソングループの目指す未来像の実現に向け、多角的なエンタテインメントサービスの提供、各事業との連携による新たなサービスの開拓、事業領域の拡大を推進するため」としている。
「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」概要
今回オープンする「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」は、全スクリーン・全席に没入型音響体感システム「FLEXOUND Augmented Audio」(以下、FLEXOUND)を導入。FLEXOUNDが内蔵されたシートの枕や背部から発する音と振動によって体全体で音を感じ、映像とともにより映画を楽しめるようにした。
同館ではローソン店舗で販売している焦がしバター香るカヌレ、マカロンなどのオリジナル冷凍デザートをローソン・ユナイテッドシネマのオリジナルパッケージで提供するほか、ナチュラルローソンで取り扱っているナッツやチョコレートも販売する。
ローソングループは“新しい便利”と“温かい未来”の実現に向け、国内外のリアル店舗とエンタテインメント事業、金融事業、スーパー事業をテックでつないだ「Global Real×Tech Convenience Lawson Group」を目指す。「日々の暮らしを支える生活プラットフォーマーになるべく、今後もグループで連携した取り組みを推進する」とコメントした。
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