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人気撮影スポット「富士山ローソン」で目隠し幕、なぜ?(1/2 ページ)

コンビニエンスストア越しに富士山が見え、富士山がコンビニの屋根のように見えるため「富士山ローソン」として外国人観光客に評判の絶景スポットで、撮影できないように目隠し幕が張られることになった。

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産経新聞

 コンビニエンスストア越しに富士山が見え、富士山がコンビニの屋根のように見えるため「富士山ローソン」として外国人観光客に評判の絶景スポットで、撮影できないように目隠し幕が張られることになった。ごみのポイ捨てや私有地に勝手に入り込むなどのマナー違反に耐えかねた住民の要望を受け、富士河口湖町が苦肉の策として決めた。

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晴れた日には富士山が屋根のように見える「富士山ローソン」=令和5年3月、山梨県富士河口湖町(平尾孝撮影)

 富士山ローソンは、タイの人気俳優がSNSで紹介したことから、2年ほど前からアジアからを中心とした外国人観光客の人気撮影スポットとなっている。富士急行線の河口湖駅からも近く、周囲には常時数十人が撮影している。

 コンビニの駐車場やその前の歩道でも撮影しているが、コンビニの反対側にある歯科医院前の歩道からのほうがアングルがいいと人気があり、撮影者が殺到し、幅約70センチの歩道をほぼ占有している状況だ。

 さらに、喫煙やごみのポイ捨て、通院者向けの駐車場への無断駐車などが相次いだ。町では警備員を配置し、交通ルールを守るよう指導してきたが、マナー違反は続いていた。

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