調査リポート
平日休みの正社員、約半数が「有給休暇を取得する際に暗黙のルールが存在する」(2/2 ページ)
フリーター・既卒・第二新卒向け就職支援サービス「ハタラクティブ」を運営するレバレジーズは、平日に休みをとって勤務している正社員436人を対象に「休日に関する実態調査」を実施した。シフト制で勤務している正社員のうち8割以上の人は希望休を取れているが、「繁忙期に有給休暇は取れない」などの暗黙のルールがあることが分かった。
土日祝日に有給休暇は取得できるか
平日休みの約半数の社員は、土日祝日に「有給を取得できる」(52.6%)と回答したものの、約3人に1人は「取得できるが取りづらい」(28.4%)と回答した。
有給休暇を取得する際に暗黙のルールは存在するか
「有給休暇を取得する際に暗黙のルールは存在するか」との質問には、半数近い人が「存在する」(47.9%)と回答した。
暗黙のルールで最も多かったのは、「繁忙期に有給休暇は取れない」(64.1%)で、「1カ月前など、ある程度余裕を持って伝えないと取得できない」(32.1%)が続いた。
調査は平日休みの正社員436人(固定の平日休みで勤務している正社員62人、シフト制で勤務している正社員374人)を対象に、4月9〜16日にインターネットで実施した。
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