ミドル人材の転職、8割超が「入社後に活躍」 反対に定着・活躍できないケースとは？

エン・ジャパンが調査結果を発表した。

[秋月かほ，ITmedia]

　ミドル人材は転職した会社にどの程度定着しているのか。エン・ジャパン（東京都新宿区）が調査結果を発表し「幹部社員」では43％、「一般社員」では38％が完全に定着していることが分かった。

ミドル人材の入社後定着・活躍度に関する調査（出所：写真AC）

ミドル人材における入社後の定着度（出所：プレスリリース、以下同）

　ミドル人材における入社後の活躍度は、幹部社員で82％（「とても活躍している」39％、「まあ活躍している」43％の計）、一般社員は88％（同36％、52％の計）だった。

ミドル人材における入社後の活躍度

　ミドル人材が入社後、定着や活躍しなかった要因について、最も回答が集まったのは幹部社員・一般社員ともに「上司・部下と合わなかった」（幹部社員：37％、一般社員：39％）。2位は「職務内容が合わなかった」（同33％、26％）だった。

ミドル人材が入社後、定着・活躍しなかった要因

　4月25日〜5月1日、インターネットで調査した。調査対象者は「ミドルの転職」を利用するコンサルタントで、有効回答数は175件。