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ソニーの「着るエアコン」前年比2倍の売れ行き、人気の秘密は?:海外でも好調(1/5 ページ)
ソニーの充電式冷温デバイス「REON POCKET」が売れている。昨年は、発売3日で初回出荷分1万台が完売。今年のモデルはどのような特徴があるのか。
猛暑対策として、毎年バカ売れしているのがソニーの「REON POCKET」(レオンポケット)シリーズだ。その第5世代モデル「REON POCKET 5」が4月23日に発売され、公式Webサイト上では、すでに前年比2倍の売れ行きを見せているという。今作では何が進化したのか。
REON POCKETがさらに進化
REON POCKETは、首元に装着することで本体接触部分の体表面を直接冷やしたり温めたりすることができるウェアラブルデバイスだ。2019年にクラウドファンディングから試験的に販売を始め、2020年7月から一般発売を開始して以降、毎年新機種を発表している。
2023年に発売したREON POCKET 4も、リリース後3日で初回出荷分1万台が完売しており、今作もすでに前年比で2倍の売れ行き(公式Webサイト上)を見せるなど好調だ。
具体的な販売数は公表されていないが、毎年生産量は1.5〜2倍ほど増やしているという。生産拠点も国内から中国に移転するなど、体制を整えている。
好調な売れ行きについて同社は、「小型かつスタイリッシュな形がビジネスシーンで使い勝手がよく、冷却レベルが高い」ところが評価されていると分析する。もともと、開発に当たっては「都市圏のビジネスパーソンに使ってほしい」という思いがあり、購入者の8割ほどは想定していた通りにオフィスワーカーだという。
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