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なぜ、超巨大ゼリーの名前を新卒社員に考えさせたのか ドンキ運営の狙い(2/2 ページ)

家庭やパーティーで楽しむことを目的にした巨大ゼリーの名前を新卒社員に考えさせるイベントをPPIHが実施した。狙いは?

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新商品の名前は?

 新商品の名前は「#ドンぷるゼリー」に決まった。担当者は「インパクトのある大きさを表現した『ドン!』と、親しみやすさを表現した『ぷる』を掛け合わせ、完成イメージを想像しやすいネーミングにしました。また、『#』についてですが、主にターゲットは若年層ということもあり、SNSで盛り上がるようバズりを狙って付けました」と説明する。価格は1599円で、7月上旬からドンキとアピタ・ピアゴの約400店舗で取り扱う予定だ。

 ドンキでは#ドンぷるゼリーと同じようなコンセプトの大型プリン「超デカいプリン」を販売している。NB商品をドンキ向けにOEM(相手先ブランドによる生産)化したもので、バラエティー食品部門では常に上位の販売実績を誇っている。


現在も人気の「超デカいプリン」(提供:PPIH、以下同)

 過去、NB商品で同じシリーズのゼリーを取り扱っていたことがあり、プリンに次ぐ実績のある商品だった。担当者によると、YouTubeなどでも多くの人がゼリーの動画を投稿しており、話題性もあったという。しかし、原価高騰などさまざまな理由で2020年に終売していた。担当者は「過去に実績がある商品をOEMにて復刻することで、当社にピッタリな商品になると思い、今回の商品化につながりました」と説明する。

 PPIHの新卒社員が開発にかかわった#ドンぷるゼリーは、消費者の支持を得られるか。


バケツのような容器に入っている

完成したプリン

一般的な大きさのプリンと比較

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