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やりがいや成長実感、26卒の9割が重視 「長期間働くうえでは重要」の声も
「やりがいや成長実感を得ながら仕事をすること」を重視する学生は9割――学情が、そんな調査結果を発表した。2026年卒の学生は「裁量」や「やりがい」、「成長実感」をどのように捉えているのか。
「やりがいや成長実感を得ながら仕事をすること」を重視する学生は9割――就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表した。2026年卒の学生は「裁量」や「やりがい」、「成長実感」をどのように捉えているのだろうか。
若手のうちからの裁量、8割が重視
「若手のうちから裁量を持って働ける職場」について「魅力を感じる」と回答した学生が32.5%に上った。「やや魅力を感じる」(43.3%)と合わせると、8割に迫る学生がこうした職場に魅力を感じていることがうかがえた。
具体的には、「挑戦するチャンスが多いことは、自身の成長につながる」「責任感ややりがいを感じられそう」といった声が寄せられた。また、「転職する際のアピールポイントになると思う」といった声も上がった。
「社会に貢献しているという実感を得たい」との声も
やりがいや成長実感を得ながら仕事をすることについては、「最も重視している」と回答した学生が34.9%となった。「最優先ではないが重視している」(52.9%)と合わせると、9割に迫る結果となっている。
回答の理由としては、「長期間働く上では重要だと思う」「仕事を通して、社会に貢献しているという実感を得たい」「たとえ給与や福利厚生が希望通りでなくても、やりがいを感じられれば苦だと思わない」などが寄せられた。
調査は6月19日〜7月8日に学情のサイト「あさがくナビ2026」への来訪者に実施。707件の回答を得た。
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