若年層は「タイムパフォーマンス(タイパ)」をどの程度意識しているのか。学情(東京都中央区)が調査結果を発表し、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生のうち、7割以上が普段からタイパを意識していることが分かった。
「意識する」(33.8%)と「どちらかといえば意識する」(40.1%)を合わせ、7割超がタイパを重視している結果に。一方「意識しない」「どちらかといえば意識しない」はそれぞれ7.2%で、合計しても2割以下にとどまった。
就職活動でもタイパを意識する学生が多いことが分かった。「意識する」(27.9%)と「どちらかといえば意識する」(40.1%)を合わせ、約7割だった。回答者からは「まだ志望業界や企業が決まっていないため、多くの企業について調べるために効率を重視したい」「大学の研究や部活、アルバイトなどやりたいことがたくさんあるため就職活動も効率的に行うことを意識している」といった意見があった。
タイパを高くするために、情報収集で活用したいものとして最も回答が集まったのは「就職情報サイト」(68.9%)。2位は「就活イベント・合同セミナー」(42.3%)、3位は「企業ホームページ」(38.7%)が続いた。
8月9〜21日にインターネットで調査した。対象はWebサイト「あさがくナビ2026」に訪問した人で、有効回答数は222件。
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