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ローソンの新作メロンパン、なぜ男性の心をキャッチ? 開発担当者が驚いた実験販売の結果(1/2 ページ)

ローソンが新作メロンパン2種を愛知県の店舗で実験販売したところ、特に男性に支持された。定番のメロンパンは女性が購入するケースが多いので、逆の結果となった。

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 ローソンは9月10日、全国のローソン店舗で「とろサクっ!クリームメロンパン」「じゅわサクっ!デニッシュメロンパン チョコ」(各171円)を発売する。開発担当者が9月5日開催の商品説明会で、新作の狙いを語った。


どんなメロンパンなのか

 とろサクっ!クリームメロンパンは、表面のクッキー生地をサクサク食感に仕上げており、中にはとろっとした濃厚なカスタードクリームが入っている。じゅわサクっ!デニッシュメロンパン チョコは、サクサクした表面と、バターとチョコの風味が口の中でじゅわっと広がるデニッシュ生地が特徴だ。担当者は「いずれの商品も、2つの食感を一度に楽しめるのがポイントだ」と説明する。


新作「とろサクっ!クリームメロンパン」(171円、提供:ローソン)

新作「じゅわサクっ!デニッシュメロンパン チョコ」(171円、提供:ローソン)

 新作メロンパンが誕生した背景には、昨年発売した「じゅわバタ塩メロンパン」(160円)のヒットがある(2023年10月の発売以降、累計販売数が1700万個を突破)。じゅわバタ塩メロンパンは、ローソンで常に売れているメロンパンと、当時人気が高まっていた塩パンを組み合わせた商品だ。外側のサクサクした食感と、内側のじゅわっとした食感を同時に楽しめるのが特徴となっており、現在も売り上げは好調。リピート率も高いという。

 担当者は、じゅわバタ塩メロンパンが消費者に支持された背景として「メロンパンと塩パンという、いずれも味を想像しやすいものをかけ合わせることで、トライアルしてもらいやすかったのではないか」と分析する。ローソンで販売している定番のメロンパンは127円だが、じゅわバタ塩メロンパンはその付加価値が消費者に認められたおかげで160円でも売れている。


大ヒットした「じゅわバタ塩メロンパン」(出所:ローソン公式Webサイト)

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