2015年7月27日以前の記事
検索
インタビュー

TXTが眼前で踊る! 世界的先駆者に聞く「映画館VRコンサート」の破壊力(3/3 ページ)

「TOMORROW X TOGETHER(TXT)」は12月1日まで、VRコンサート「HYPERFOCUS : TOMORROW X TOGETHER VR CONCERT」を、東京や大阪など全国5都市の映画館で開催中だ。コンサートのシステムを開発した米AmazeVRのトップに戦略や将来性を聞いた。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

Apple、Meta、サムスン、Googleと密接に議論

 テック企業のビジネスモデルの根幹は、データ活用の有無にある。VRコンサートで言えば、例えば「筆者の推しはメンバーのAだけど、VRコンサートでは意外にメンバーBを目で追っていた」「この曲のサビの部分で大きく手を動かした」など具体的なデータを取得できる強みが想定される。

 イCEOはデータ活用について「現時点では、集まったデータについての具体的な活用計画はありません」と話す。その一方で「当社は10年目を迎えました。これだけVRに特化し、継続してきた企業はほとんど存在しないこともあり、Apple、Meta、サムスン、Googleなどの大手とさまざまな事業について密接に議論を交わしています」と自負する。つまり、イCEOが期待するVRコンサートを一般化したいのであれば、さらなる技術の研さんと、データ活用をうまく組み合せることがカギとなる。それが実現できれば、大衆化への時間が短縮される可能性は高い。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る