20代は転職について、どのような意識を持っているのか。学情(東京都中央区)が調査結果を発表し、64.7%が「社会人になる前から転職することを視野に入れていた」と回答したことが分かった。
一方、実際の転職活動に当たって迷うことがあったと回答した人は68.8%。中でも、転職すべきか迷った理由として最も回答が集まったのは「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思ったから」(56.3%)だった。2位は「早期離職は社会的イメージが悪いと思ったから」(51.4%)、3位は「一般的に『とりあえず3年以上働いてから』といわれているから」(40.4%)が続いた。
転職すべきか迷わなかった理由の1位は「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」(69.9%)。以下は「年齢を問わず転職が当たり前になっているから」(44.6%)、「未経験の仕事への挑戦は早いほうがいいと思ったから」(41.0%)が続いた。
8月1〜16日にインターネットで調査した。対象は20代の就職・転職希望者で、有効回答数は315件。
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