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ディップ、スポットワーク市場に参入 優秀な人材には「ボーナス」支給で差別化
人材サービス大手のディップは10月1日、スポットワークに特化した仲介サービス「スポットバイトル」を開始した。同サービスでは、企業が働きぶりを高く評価したスポットワーカーに対し、時給とは別にボーナスを支給する「Good Job ボーナス」機能を搭載している。
人材サービス大手のディップは10月1日、スポットワークに特化した仲介サービス「スポットバイトル」を開始した。同サービスでは、企業が働きぶりを高く評価したスポットワーカーに対し、時給とは別にボーナスを支給する「Good Job ボーナス」機能を搭載。スポットワーク求人の時給相場が低いことの解決を目指す。
ボーナスはディップが支給し、原資は企業からの手数料を活用。高い評価が出なかった場合は、ボーナスと同等の金額を、企業が負担する手数料から割引する。同社は「ボーナス支給は、働く方のモチベーション向上につながる。企業は追加負担がなく、質の高い働き手の確保やリピート率向上が期待できる」と話す。
スポットバイトルは東京都23区から導入し、2024年内に全国に展開予定。ディップは「同サービスを通じて有期雇用労働者の待遇・地位向上につなげる」とコメントした。
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