大井町駅周辺の再開発、名称を「大井町トラックス」に決定 2026年3月に開業予定
JR東日本は10月8日、大井町駅周辺広町地区開発において、まちの名称を「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」に決定したと発表した。サービスレジデンスや開放的なアウトモール型商業施設を導入し、2026年3月の開業を予定している。
JR東日本は10月8日、大井町駅周辺広町地区開発において、まちの名称を「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」に決定したと発表した。同社は浜松町駅から大井町駅間の東京南エリアを「広域品川圏」と位置付け、駅を中心としたまちづくりを推進。JR東日本グループ初のサービスレジデンスや開放的なアウトモール型商業施設を導入し、2026年3月の開業を予定している。
大井町トラックスには、「HOTEL & RESIDENCE TOWER」と「BUSINESS TOWER」の2棟が建設予定だ。HOTEL&RESIDENCE TOWERでは、14〜25階にホテルのようなサービスを提供する長期滞在用レジデンスを展開。4階にはオークランド観光開発(愛知県春日井市)が手掛けるスパ・サウナが入居する他、歩行者デッキや広場空間に面した商業施設部分(1〜5階)に約80店舗が出店する。
BUSINESS TOWERの2〜5階に配置するシネマコンプレックスには、TOHOシネマズの入居が決定している。高層部には都内最大級となる高品質オフィスを、低層部には地域住民やオフィスワーカーの新しい働き方を支援するオフィスサポート機能を整備する。
防災面にも力を入れる。品川区と連携し、屋内に約3000人の帰宅困難者を受け入れるスペースを確保。災害時には「TRACKS PARK」を広域避難場所として開放する。
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