2015年7月27日以前の記事
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約4割が「転職で年収アップに成功」 しかし、40代の理想と現実に“涙”(2/2 ページ)

転職によって、年収アップを実現した人はどのくらいいるのだろうか。直近2年以内に転職した人に聞いた。

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転職を踏みとどまる金額

 では、転職を踏みとどまる金額はいくらくらいなのか。全体の平均は581万円。年代別に見ると、20代は平均410万円、30代は624万円、40代は646万円、50代は661万円。前職での年収との差は、20代で76.8万円、30代で146.0万円、40代で123.5万円、50代で131.4万円という結果に。


前職の年収がいくらであれば転職しなかったか

 転職の理由は、一つだけではなく、いくつかの要素が重なっているケースが多い。理由の上位に「仕事内容への不満」「給与」「人間関係」があがりやすい傾向があるが、賃上げの機運を受け、転職者の動きにも変化が起きているようだ。

 「人間関係の不満については『ハラスメント防止』の意識が広まるなかで少しずつ減ってきた部分もある。また、在宅ワークの導入や、働き方改革による残業時間の削減などから、働く環境に対するストレスは減っていると考えられる。ただ、給与の不満は、物価高や実質賃金の停滞など世の中の動きを経て、より顕在化し、数字として高くなっている」(同社)とコメントした。

 インターネットを使った調査で、直近2年以内に転職した20〜50代のビジネスパーソン800人が回答した。調査期間は7月30日〜8月5日。

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