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ドンキ、ほとんど「革靴」なスニーカーに新機能を追加 大ヒット商品に寄せられたユーザーの声を反映(2/2 ページ)
ドン・キホーテが2023年11月に発売した「スニーカー心地のラクすぎビジネスシューズ」は大ヒット商品に育った。その改良版を12月中旬に発売する。
どんな点を改良したのか
改良版では靴底に通気孔を取り付けることで、蒸れにくくした。水を通さず空気を通す仕様になっているという。また、滑りにくくするために、靴底に防滑ラバーを新たに貼りつけた。価格は5499円としている。
第1弾の発売後に「もっとカジュアルなものがほしい」という声があったことから、新しいデザインの靴(2パターン)も投入する。
伸びる素材が開拓した新たな需要
開発担当者がラクすぎビジネスシューズを購入した客の声を分析したところ、意外なニーズに合致していることが分かったという。
同商品は軽くて伸縮性の高い合成皮革を使用しているので、これまでどんな靴を履いても窮屈さを感じていた客が「自分の足にフィットする」と評価していた。また、ある主婦がSNSで「外反母趾の夫が履くシューズとして日常的に利用している」という趣旨の投稿をしていたという。
「痛い」「固い」「重い」「擦れる」といった従来のビジネスシューズに対して消費者が抱えていた不満の解消を目指したラクすぎビジネスシューズ。新機能を追加することで、さらなる支持を得られるか。
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