ニュース
就活に「自信がない」、26卒の約半数 どんな準備に力を入れる?
2026年卒の学生のうち、半数近くが「就職活動に自信がない」――就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表。就活が売り手市場といわれるなか、学生はどのような準備に力を入れようとしているのか。
2026年卒の学生のうち、半数近くが「就職活動に自信がない」――就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表した。就活が売り手市場といわれるなか、学生はどのような準備に力を入れようとしているのか。
就職活動について、「自信がある」学生は8.5%に。「どちらかといえば自信がある」(15.3%)を合わせても、就職活動に自信を持っている学生は約2割にとどまった。
一方、「自信がない」(23.8%)、「どちらかといえば自信がない」(24.5%)とした学生は、合わせて半数近くに上った。
就職活動準備において特に力を入れたいことは、「インターンシップ参加」が60.2%と最多に。「自己分析」(51.0%)、「業界研究・仕事研究」(39.8%)、「面接練習」(38.8%)が続いた。
インターンシップについては、「業界理解を深めたい」「社会人や他の大学の就活生と交流することができ、人脈が広げられると思う」といった声が寄せられた。
自己分析については、「自己分析ができていないと、自分がどのような業界・企業に適性があるか分からないと思う」「自分と向き合い、これまでの経験や自身の強みについて言語化できるようにしたい」といった声が上がっている。
調査は10月29日〜11月11日、就職サイト「あさがくナビ2026」への来訪者を対象に実施。294件の回答を得た。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
星野リゾート「大学1年に内定」物議に本来の意図明かす 滑り止め目的には「内定出さない見極め」も
星野リゾートが10月に開始した「大学1年生からでも参加可能」とする通年採用制度。就活の早期化を受けた「囲い込み」との見方もあるが、採用担当者は「1〜2年生の段階でマッチングを確かめられる学生は、正直そう多くはないと考えている」と本音を話す。いったいどのような狙いで制度を開始したのか。
「会社が許せば副業したい」20代の8割超 収入増への希望強く
8割以上の20代が、勤務する会社で認められていれば「副業したい」と考えている――就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表した。リモートワークやフレックスタイム制といった自由度の高い働き方が広がる中、「副業」や「兼業」を今の20代はどう捉えているのか。
崩れ始める、新卒一括採用 なぜ綻びが生じているのか?
日本独自の採用スタイル「新卒一括採用」に綻(ほころ)びが生じている。崩れ始めた理由とは?
「第二新卒採用」など”ターゲットが明確な募集”に魅力を感じる20代が約9割 「自信を持って応募できる」の声
「第二新卒採用」「ポテンシャル採用」といったターゲットが明確な募集に魅力を感じる20代は約9割――就活・転職情報サイトを運営する学情が、そんな調査結果を発表。20代は転職において、どのような募集形式に魅力を感じているのか。


