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ニトリHD、外食撤退 「お、ねだん以上。」通用せず
ニトリホールディングスの子会社であるニトリパブリックは、11月末までに「みんなのグリル」「みんなのサンド」の全店舗を閉店し、外食事業から撤退した。
ニトリホールディングス(札幌市)の子会社であるニトリパブリック(札幌市)は、11月末までに「みんなのグリル」「みんなのサンド」の全店舗を閉店し、外食事業から撤退した。
同社は2021年3月18日、東京・足立区にあるニトリ梅島ショッピングセンターの敷地内にファミレス「みんなのグリル 環七梅島店」を1号店としてオープンした。
一時は6店舗まで増やしたが、11月17日に「みんなのグリル成増店」「みんなのサンドホームズ川崎大師店」を閉店、11月24日に「みんなのグリル環七梅島店」も閉店し、これで運営するすべての店舗を閉鎖したことになる。
みんなのグリルは開店当初は看板メニューの「チキンステーキ」を500円と格安価格で販売していたが、原材料費高騰などから直近では590円で提供。サンドウィッチ店のみんなのサンドも外食産業の厳しい環境に苦しんでいた。
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