2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

東京メトロ、問い合わせチャットに生成AI搭載 「忘れ物の特徴」も会話形式で確認可能に

東京メトロは11月28日、生成AIを搭載した利用客向けチャットボットのサービスを開始した。生成AIが公式情報などをもとに質問に回答できるようにし、利便性の向上につなげる狙いだ。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

 東京メトロは11月28日、生成AIを搭載した利用客向けチャットボットのサービスを開始した。事前に用意されたFAQ以外の質問にも生成AIが公式情報などをもとに回答できるようにし、利便性の向上につなげる狙いだ。

photo
東京メトロ、生成AIによるチャットボットサービスを開始(編集部撮影)

 同社では年間、約25万件の電話と約10万件のメール(うち9万件が忘れ物、1万件がその他の問い合わせ)に対応している。

 これまでもWebサイト上でチャットボットサービスを提供していたが、これは利用者が質問を入力すると、類似するFAQとあらかじめ用意された回答が提示されるというもので、その他の質問には十分に対応できていなかったという。

 新たに開始するチャットボットサービスでは、該当する質問がない場合、生成AIが公式Webサイトなどの情報をもとに、適切な回答を生成する。生成された回答と合わせて、出典元となる公式Webサイトのページへのリンクも示すようにする。

photo
生成AIによる回答生成の流れ(出所:ニュースリリース、以下同)

 忘れ物に関して、これまではメールで問い合わせを受け付けていたが、チャットボット上で忘れ物の特徴を入力できるようにした。

photo
チャットボットによる忘れ物対応の流れ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る