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紙の「タウンワーク」2025年3月で休刊へ Webに一本化、じゃらん・SUUMOに続き
リクルートは、無料の求人情報誌「タウンワーク」を、2025年3月発行をもって休刊する。「昨今のユーザー動向を含む社会の変化」を受けての決定だとしている。
リクルートは12月3日、無料の求人情報誌「タウンワーク」を、2025年3月発行をもって休刊すると発表した。「昨今のユーザー動向を含む社会の変化」を受けての決定だとしている。
タウンワークが創刊したのは1998年11月で、全国で展開してきた。今後、求人情報の発信は、Webサイト・アプリの「タウンワークネット」に一本化する。
同社は「26年間にわたり、多大なるご愛顧をいただいた求職者の皆さま、掲載企業の皆さま、支えてくださった多くのパートナーの皆さまに、心より御礼申し上げます」とコメントしている。
同社は、紙の情報誌を次々と休刊させている。例えば、旅行情報誌「じゃらん」についても2025年3月をもって休刊するとしている。また、住宅情報フリーペーパー「SUUMOマガジン」「SUUMO新築マンション」など、紙のSUUMOシリーズのうち4誌についても、2025年2月以降に順次休刊すると発表している。
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