昨今の大学生は、就職活動やキャリアの悩みを誰に相談するのか。ベネッセi-キャリア(東京都新宿区)が調査結果を発表し、就職活動が本格化する時期に相談したい人として最も回答が集まったのは「親」(22.3%)だった。
「親」は前年調査に引き続き、2回連続で1位を獲得した。2位以下は「友人」(14.4%)、「大学のキャリアセンター職員」(12.3%)、「就活支援サービス担当者」(12.1%)、「OB・OG(社会人)」(10.3%)が続いた。
「今後のキャリアを考える際、これまで相談したことがある人」も1位は「親」で60.0%が回答した。以降、3位までは「相談したい人」と同じ結果となり、「友人」が55.9%、「大学のキャリアセンター職員」が26.4%で続いた。前回の調査と比較して上昇率が高かったのは「OB・OG(社会人)」(11.4ポイント増)、「ゼミ、サークル、部活などの大学の先輩」(9.4ポイント増)だった。
現在のキャリア観に大きな影響を与えた人でも1位は「親」(44.1%)。「友人」(24.9%)、「小・中・高の教員」(22.3%)が続いた。
現在のキャリア観に大きな影響を与えた経験・体験は「大学時代の学び(勉強面以外)」(51.5%)が過半数を占めた。2位は「小・中・高時代の学び」「大学での学び(勉強面)」がともに41.8%で並んだ。4位の「職場体験、企業インターンシップ体験」(31.8%)は、前回(14.6%)から倍以上の回答率となった。
「dodaキャンパス」会員の大学2〜3年生390人を対象に、インターネットで調査した。期間は10月28日〜11月3日。
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