フリーランスとして活動する人は、独立した際にどれくらい預貯金があったのか。フリーランスのITエンジニア向けサービス「Relance」を運営するスリーシェイク(東京都新宿区)が調査結果を発表し、回答率が最も高かったのは「200万〜300万円未満」(25.5%)だった。
会社員時代と独立後の年収について聞いたところ、会社員時代では「400万〜600万円未満」(33.2%)と回答した人が最も多かった。独立後の年収で回答率が最も高かったのは「600万〜800万円未満」(22.4%)。年収600万円以上と回答した割合でも、会社員時代が約45%に対し、独立後は約60%で、独立後に年収水準が上がった人が多いことがうかがえる。
初めて確定申告した際の失敗として回答が多かったのは「副収入、一時所得の申告漏れ」(29.9%)。2位は「医療費控除の計算誤り」(23.5%)、3位は「ふるさと納税の寄付金控除の申告漏れ」(23.1%)が続いた。
将来のお金に対する不安が「ある」と回答した人は83.0%だった。同社は「物価の上昇、年金受給額の減少、フリーランスは固定給でないといった要素が起因している」と分析している。
20〜50代のフリーランスエンジニア1005人を対象に、インターネットで調査した。期間は2024年10月31日〜11月6日。
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