20代社会人に聞く、生成AIの業務活用術 「情報検索」超えた1位は?
ChatGPTなどの生成AIサービスの活用が広がる中、デジタル活用に長け、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する20代のビジネスパーソンは、どのように活用しているのか。就職情報会社の学情(東京都中央区)が調査した。
ITmedia デジタル戦略EXPO 2025冬
ビジネスパーソンが“今”知りたいデジタル戦略の最前線を探求します。デジタル経営戦略やAI活用、業務効率化など、多岐にわたるビジネス課題を解決。
【注目の基調講演】生成AIを社員約1.8万人が利用、平均3.3時間を削減――パーソルHDの“AI推進大作戦”、その舞台裏
デジタル活用に長け、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する20代のビジネスパーソンは、生成AIをどのように活用しているのか。就職情報会社の学情(東京都中央区)が調査した。
仕事・業務においてChatGPTなどの生成AIサービスを「使用している」と回答したのは22.9%だった。
「メールの文章や資料を添削してもらい、ミスの防止につなげている」「生成AIを使うと、プログラミングが効率的にできる」「インターネット検索でうまく情報収集ができない時にも、生成AIに質問すると分かりやすく答えてくれる」といった声が上がった。
20代は生成AIをどのように使っている?
仕事・業務でChatGPTなどの生成AIを使用している場面は、「文章生成」が76.8%で最多。「アイデア出し」42.9%、「情報検索」26.8%と続いた。
現在生成AIツールを業務で使用していない20代のうち、「使用したい」の回答は31.7%に上った。「どちらかと言えば使用したい」(36.5%)を合わせると、生成AI活用をしたいと考える割合は7割に迫る。
「会議の議事録や資料作成に活用し、業務を効率化したい」「定型業務にかけている時間を短縮し、重要な業務に時間を割きたい」「仕事以外では使用したことがあり、思っていたよりも精度が高く便利だと感じた」といった声が寄せられた。
調査は1月6〜19日、20代専門転職サイト「Re就活」などを訪れた20代社会人に実施し、245件の有効回答を得た。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ついていきたい理想の上司 「仕事ができる」「話しやすい」を超えた1位は?
ビジネスパーソンにとって理想の上司とはどのような人か。ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が調査を実施した。
プログラマーに聞く「人気の言語」トップはJava 「使わなくなった言語」1位は?
少子高齢化に伴う人手不足が深刻化し、特にデジタル人材の採用が困難な状況が続いている。こうした中、プログラマーにとって必須スキルであるプログラミング言語の利用・習得状況はいかに変化しているのか。企業のDX推進などを手掛けるアクセラリージェンシー(東京都渋谷区)が調査した。
フリーランスが使っている生成AIサービス 3位「Gemini」、2位「Perplexity」、1位は?
リモラボ(東京都渋谷区)が「フリーランスの生成AI活用実態調査2024」を実施した。フリーランスに人気の生成AIサービスとは?
30歳以上の社会人が学んでいるIT知識 「プログラミング」「OAスキル」を超えた1位は?
国を挙げて推進の機運が高まるリスキリング。ミドル世代やシニア世代は現在、どのようなスキルを新しく習得し、キャリアビジョンの実現に生かそうとしているのか。




